中学受験ガイドはいろいろありますが、
この本はそれぞれの学校別の特色を要約している。
特に有用なのは、二次元表である。
学費などの項目を軸にして評価しやすい。
中学受験は@偏差値A大学の付属かどうかB学費C進学率などなど
のさまざまな尺度があります。
その評価の参考になる本です。
東京育ちの親の方が自分の持つ昔のイメージで学校選びをしてしまうといわれていますが、
本書を読んでまさに自分がそのような親だったと反省させられました。
奥様が受験生ママ仲間より入学後に聞き集めた情報、というところがまさにツボでしょう。
ただ残念なのが、著者のあとがきにもあるように情報が上位校に限られているので
受験生の保護者が一番必要としている中堅校の情報がありません。
是非、続編を出してもらいたいものです!
掲載されているのは「有名中学」に限られているが、各々の学校に関する説明は非常に適切だと思われる。学校案内は、ともすれば学校側が発信する宣伝の寄せ集めになってしまいがちだが、著者の経歴故か、保護者の意見も掲載されているところが評価できる。息子の通っている学校についても、「そう、そう」とうなずける内容である。
付加価値度は単に中学の偏差値と大学合格実績を比較したものであるが、学校の価値はそれだけで決まるものでもないだろう。コストパフォーマンスは授業料と授業時間を縦軸と横軸にとって表したものであるが、時間が多ければ良いというものでもないだろう。しかし、1つのユニークな尺度として参考にはなるかも知れない。あまり意義は感じられないが、眺めてみると面白いだろう。
志望校決定前に、是非一度は目を通しておきたい本。